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病院拠点型ワンストップセンター
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当事者の視点に立って、総合的・包括的にサポートします。

ご家族や身近な関係者の方へ

性暴力救援センター・大阪SACHICOは、病院拠点型ワンストップセンターとして、被害当事者の方はもちろんのこと、ご家族や身近な関係者の方々のサポートもおこなっています。

ご家族や身近な方々も、実は間接的被害者なのです。自分の大切な家族や身近な人が性暴力被害にあうと、動揺し、どうしたらいいのかと途方にくれてしまうのは当然で、次のような心理状態になります。
 

  • 性暴力があったという事実にショックをうける

  • そんな事実があるわけがないと否定したくなる

  • 被害当事者が「嘘をついているのではないか」と思いたくなる

事実を認識する過程は大変な葛藤を伴います。

ご家族や身近な関係者であるあなたの心と身体もとても大切です。さまざま湧いてくる怒り、悲しみや辛さや罪悪感など、あなたの感覚や感情を封じ込めず、ひとりで抱えこまないで、援助を受ける必要があります。自分のことは後回し…と考えずに、あなた自身をケアしましょう。そしてそれが結果的に、二次被害を生じさせることなく被害当事者を支えていくことになります。

「これぐらいのことで…」と考えずに、性暴力救援センター・大阪SACHICOにご相談ください。

性暴力とは何かを正しく理解しましょう

どんな形であっても、対等でない・同意のない、強要された性的行為はすべて性暴力です。

たとえ直接的な身体接触が無くても、性的な言葉や態度、行動で人権を侵害する行為もすべて性暴力です。被害にあった当事者は悪くありません。

当事者が「自分のせいではない」と意識できる過程を支えていくことが大切です。ご家族や身近な関係者であるあなたが、まず以下のことに気をつけましょう。
 

  • 話しを聞いている時の自分の表情(イヤな顔をしたり、ため息をついたり…等)に気をつけましょう。

  • 「本当なの?」と疑ったり、「そんなはずはない」と決めつけないようにしましょう。

  • 「どうして」、「なぜ」と本人を責めるような発言にならないようにしましょう。

  • 自分が何とか回復させなければという思いが湧くかも知れませんが、良かれと思ったことであっても、「~すべき」等の指示的対応はやめましょう。

  • 励まそうと思っての発言、例えば「早く忘れようね」「前を向いて頑張れ!」「本当のあなたは強い子なんだからね」「いつまでも泣いていてはいけないよ」等をしないようにしましょう。

  • どんなことでも当事者本人のペースを大事にしましょう。

  • あなた自身の心身の状態をチェックし、眠れない・食べられない・疲れやすい等を感じたら早めにケアしましょう。

性暴力が及ぼす影響を知りましょう

性暴力はからだにも心にも強い衝撃を与えます。被害によってからだや心にさまざまな変化が起きますが、これは当然の反応です。慌てずに対応しましょう。​

□ 緊張が強くなり動けなくなる
□ つけられたり、狙われている感じがする
□ イライラする、じっとしていられない
□ 集中できない、考えがまとめられない
□ いるはずのない人の声や物音が聞こえる
□ 反抗的だったり、乱暴だったりする
□ こだわりが強くなる
□ 疑い深くなる、ネガティブな考えが浮かぶ
□ 心配事が頭から離れない
□ やる気が出ない
□ 眠りが浅くて朝すっきり起きられない
□ からだが重く感じる
□ 食欲が出ない、食欲が調節できない
□ 便秘や下痢を繰り返す
□ 動悸や息苦しさを感じる
□ からだの痛みが続く
□ 耳鳴りやめまいがする
□ 肩こりや頭の重たさを感じる
□ 勉強や仕事でミスが増える
□ 外見や服に無頓着になる
□ 部屋から出られない
□ 家に帰りたがらない
□ 人前などでも自慰行為を繰り返す
□ 性器に強い関心を見せ、触ったり触らせようとする
など

もしかして子どもがあったかもしれないと不安を感じたら

子どもにいつもと違う様子や気になるところはありませんか?
ささいなことでも、相談するほどのことかわからないようなことでも、
「ちょっと変だな」「もしかして…」ということがあったら、電話相談「サチッコ」に相談してください。

電話相談「サチッコ」は、19歳までの子どもたちを性暴力から守るための相談電話です。
子どもの身近なおとなの相談窓口としてもご利用いただいています。
女性相談員が相談をお受けします。
必要に応じた助言をしたり関係機関に繋いだり、そのための様々な支援の提案などを行い、未然防止・悪化防止のお手伝いをします。性暴力救援センター・大阪SACHICOとも連携しています。

06-6632-0699
水曜日~土曜日14:00~20:00

電話相談「サチッコ」(SAP子どもサポートセンター)

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